はじめに
2022年度(令和4年度)の筑波大学情報学群情報科学類の編入試験を受験したので、試験の流れなどについて記録を残そうと思います。
試験内容と対策
数学/英語/情報 の3科目があり、恐らくそれぞれ100点満点で評価される。
数学
微積分と線形代数からそれぞれ一題出題される。微分方程式や数列、確率などは出題されない。
英語
TOEIC利用で、例年通りであれば730点満点らしい。
僕は十分な得点を取れていたので、これは対策しなくて問題なかった。
情報
プログラミングに関する問題が二題出題される。
細かいミスにさえ気をつければ十分な点が取れる難易度だと思う。
受験記
当日の流れ
当日は9時開場で9時30分集合、試験は10:00からの120分間だった。
単願が16人、情報科学類第一志望の併願が95人の合計111人が受験していた。情報メディア創成学類は単願5人、併願46人だった。
今年から情報科学類で物理を選択できなくなり、数学2問と情報基礎2問の大問4つを解く形式となった。
英語はTOEICもしくはTOEFL iBTで、自分は3年次に受験したTOEICのスコアシートを提出した。例年通りなら100点になると思う。
僕は問題2~4 (線形代数と情報基礎2つ) を完答して、問題1は冒頭1問のみを解き、他は部分点狙いで適当な解答を書いた。
ケアレスミスが無いと仮定すると270程度、問題1の部分点なしかつケアレスミスがあり採点が厳しかったとしても240点ぐらいは取れた感じの手応えだった。
試験問題
数学1 (微積分)
数学2 (線形代数)
- 掃き出し法で線形独立なベクトルを求める
- ベクトルの集合を部分空間の和で表して、部分空間とならない事を証明する問題
情報基礎1
- ビンソート、分布数え上げソートに関する問題 (穴埋め、動作不備の指摘など)
- 安定ソートの説明
情報基礎2
- バーコードを2進で受け取って数値列に変換するコードに関する問題