2022年度(令和4年度) 山梨大学工学部コンピュータ理工学科 編入試験 受験記

はじめに

2022年度(令和4年度)の山梨大学工学部コンピュータ理工学科の編入試験を受験したので、試験の流れなどについて記録を残そうと思います。


試験内容と対策

調査書/面接/筆記試験(情報)の3つがあり、それぞれ50/50/400点がつけられている。

情報

プログラミング(アルゴリズムとデータ構造)、計算機アーキテクチャ、情報数学の3つの内から2つを選ぶ事になる。
プログラミングは普段コードを書いているなら問題なく解ける難易度で、ここは普通に解けば落とす事はないと思う。
計算機アーキテクチャと情報数学は(自分の)未履修な範囲から出題される事があったが、これも高専の授業内容を覚えていれば解ける難易度になっている。
大問の間に大きな難易度の差はないため、出題された問題ジャンルに合わせて好きな方を解けばよいと思う。

面接

普通の面接であり、形式や教員の態度などに特筆すべき点はない。
他が満点でも面接の内容次第で落とされる可能性があるらしいので、少し気を付けた方がよい気がする。

受験記

当日の流れ

当日は8時45分集合で、筆記試験は09:20から80分間だった。(試験時間は募集要項等には書かれていなかったが、例年80分らしい)
定員5人に対して出願者数は15人で、受験者数は14人だった。
筆記問題は下記の通りで、僕はハフマン符号を習っていなかったためプログラミングと計算機アーキテクチャを解いた。
特に難しい所はなかったため、細かいミスがなければ満点だと思う。
面接では志望動機ややりたい事、最近興味を持っている技術的な話題について聞かれた。

試験問題

プログラミング

  • 素数判定プログラムの穴埋め、計算量の記述 ( O(√N)と O(N) の2つについて)
  • 単方向連結リストのプログラムが与えられ、出力書き出しや動作説明
  • 部分和問題 ( O(N2N) のプログラムが与えられるため説明、O(NK) のアルゴリズムがどのような物か説明)

計算機アーキテクチャ

情報数学